理事長通信 新春号
理事長 ミルズしげ子
初春の候、皆様におかれましては、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
会員の皆様の中には、年末年始も休むことなく仕事に従事された方もおられたと思います。そのような皆様のご努力が手術医療、周術期看護を支えていると存じ上げております。
そして、新しい年を迎えると同時に考えさせられるのが、2年前の元旦に発生した能登沖地震のことです。復興もままならない中、昨年12月8日には青森県、1月6日には島根県を中心に地震が発生しております。被害を受けた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
このような地震のニュースは、近いうち発生するかもしれないと言われている南海トラフ地震への備えについて考えさせられます。昨年の第39回年次大会でも災害に備えるためのセッションを設けました。ぜひ、ご自身の職場の環境や地域のネットワークなども踏まえ、災害の備えについて考える機会にしていただきたいと思います。
昨年を振り返りますと、これまで取り組んだことのない事業にも取り組みました。その一つが幼稚園児から手術室の様子、手術室看護師さんのことを知りたいという申し出が都内の園からあり、広報委員会の皆様を中心に対応したことです。手術室看護師の役割を多くの方に理解してもらうことは学会の重要な役割と思っております。働き手不足が懸念される中、手術室で働く看護師の魅力を伝えながら、多くの方に理解していただき、人材の確保につなげていく必要があります。
また、手術の安全の視点から、手術室看護師の人員配置に関する実態調査もとに第20回医療の質・安全学会にて外保連、日本麻酔科学会、病院看護部長、日本臨床工学技士会の先生方とパネルデスカッションを行いました。今後も、様々な角度から継続的に取り組んでいく予定です。皆様からのご意見をお待ちしております。
今年の年次大会は第40回の記念大会になります。開催日は2026年11月21日(土)・22日(日)、大阪国際会議場を予定しており、テーマは、「周術期看護の継承とシンカ―つなぐ技とこころで患者に寄り添う―」です。「シンカ」には、深化、進化、新化、真価の4つ意味を含めました。多くの皆様とこれまでの周術期看護を振りかえり、さらに今後について語ることができればと思います。
今後も、皆様のご意見を反映できるよう役員共々活動してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
最後に、皆様の益々のご活躍とご健勝を願っております。
2026年1月
今までの理事長通信



