大会長挨拶

ご挨拶

第33回日本手術看護学会年次大会
大会長 山本 千恵


 2019年10月11、12日の2日間にわたりまして、第33回日本手術看護学会年次大会を岡山コンベンションセンター・ホテルグランヴィア岡山にて開催いたします。中国地区での開催は、2005年以来、14年ぶりの開催となります。
 現在、日本では少子・超高齢・多死社会などの将来を見据え、保健・医療・福祉制度は、従来の医療モデル優先から、生活の質に焦点をあてた生活モデルに大きくシフトしようとしています。認知症や複合的な疾患をもつ手術患者は増加の一途であり、よりハイリスクな手術が増えています。同時に、入院期間の短縮が進む現状では、入院前から患者が心身ともに、よりよい状態で手術に臨めることを目的に介入し準備する。手術後は、地域で連携して支える=地域包括ケアが必須です。療養生活において患者を支える背景も変化し、サポートシステムに課題を抱える患者が増えています。そのため、手術室看護師が果たす役割やその専門性の発揮は、より重要性を増しています。この役割を果たせるよう努めることが、私たち手術室看護師のやりがいにつながっています。
 これらのことを基盤に、第33回日本手術看護学会年次大会では、「周術期における手術室看護師の役割とやりがい -地域へ繋げる周術期看護-」をテーマとしました。
 地域包括ケア及び、退院支援を行う上で、継続看護、多職種連携の要となるツールとなる記録や、地域や医療チームの中で、これからの手術室看護師に求められている役割について検討できる場となるよう準備しております。
 また、私たち手術室看護師の役割と実践している周術期看護の今と将来を地域社会、ならびに医療業界の皆様に広く発信する試みとして 市民参加型セミナー <手術と健康フェスタ>「オペナースが伝える 知って得する!手術と健康のこと」を準備しております。
 開催にあたり、関係各位のご支援とご協力をいただきながら、中国地区の役員で全力を傾けていきたいと思います。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
2018年12月